海外FXというとXM(XM Trading)。
海外FXを利用している人で、XMの口座を持っていない人はいない。
というほど日本で人気があり、知名度のある業者です。
ボーナスやレバレッジなどの目に見えるスペックに特徴があると言われれば、決してそんなことはありません。
わたし自身、XMのスペックには物足りなさを感じています。
そんなXMがメイン口座として約6年。
今でも利用しているのは約定力が高く、入出金トラブルなく安心して利用できるからです。

スペック的には過不足なく、トレードするために最重要な約定力と入出金に問題がないXMは、安定志向なトレーダーに最適な業者です
目次
XMは初心者から上級者まで全てのトレーダーにお勧めできる業者
XMの特徴を一言で列挙すると以下のようなります。
裁量・自動売買、多様なトレードスタイルに必要な条件を満たし、運営歴と金融ライセンスで信頼面も確保しているのが特徴です。
- 運営歴10年を超える老舗ブローカー
- 日本で知名度・人気No.1の海外FX業者
- レバレッジ888倍の高レバレッジ
- ゼロカットシステム採用で追証なし
- 口座開設・入金ボーナスあり
- 独自ボーナスXMPで取引を有利に
- 金融ライセンスを複数保有
- 高い約定力
- NDD方式採用の透明度の高い取引環境
- 自動売買(EA)の使用OK
- スキャルピングトレードを認めている
- サイトもサポートも完全日本語対応
スプレッドやボーナスキャンペーンは他社ほど積極的ではありませんが、全てがバランスのとれたスペックを誇っています。
初心者から上級者までが利用でき、海メイン口座として利用できるFX業者に間違いありません。
XMの安全性と信頼性は評価できる
最初に、XMの安全性と信頼性について見ておきます。
いくらスペックが良く、お得なキャンペーンが行われていたとしても、信用できない業者は使い物になりません。
FX業者が出金拒否したり、倒産すると
資金も利益分も戻ってはこない。
そのように考えておくべきです。

稼ぐことができても、出金できないのでは何の意味もありません。
業者選びは何よりも「安全性」と「信頼性」を重視することが大切です。
その点、XMはしっかりとクリアしている業者です。
その理由から見ていきましょう。
XMは2009年創業の運営歴が長い業者
運営年数は、安全性と信頼性を測る1つのポイントです。
運営歴が短いとなると、実績が全くないため安全であるとも言えないし、信用するにも評判も判断材料もありません。
そのため、意外と運営歴というものは「安全性」や「信頼性」を評価するのに重要です。
XMは老舗ブローカーでありながら、知名度・人気・実績もトップクラス。

「不正行為や規約を盾にした出金拒否」がなく、経営も安定しているということで「倒産リスク」も少ないだろうということを意味しています。
XMは複数の金融ライセンスを所持している
安全であると判断する材料の1つに「金融ライセンスの有無」があります。
例えば、オーストラリアで金融業を営業するにはASICといったライセンスが必要で、その国が営業許可を認める証明のようなものです。
XMが所持する金融ライセンスは複数あり
国 | 金融ライセンス |
キプロス共和国 | キプロス証券取引委員会(CySEC) |
セーシェル共和国 | セーシェル金融サービス庁(FSA) |
イギリス | 英国金融行動監視機構(FCA) |
オーストラリア | オーストラリア証券投資イン買い(ASIC) |
取得が難しい「イギリス」と「キプロス」の金融ライセンスを所持していることで有名です。
XMは日本の金融庁の認可を受けていない無登録業者
よく話題に出るのが、海外FXは無登録業者である。といこと。
確かにXMは日本のライセンスを所持していません。
そのため日本国内から見ると、金融庁の認可を受けていないため無登録業者です。
なぜ金融庁の認可を受けないのかというと
最大レバレッジが25倍に制限
ゼロカットシステムの導入ができない
ボーナスという形で顧客に還元できない
などの、海外FXでは常識的なサービスの提供ができなくなってしまいます。
そうした理由で、海外FX業者は日本のライセンスを取得できない事情もあるようです。
その代わりではありますが、複数の国の厳しい金融ライセンスを持っていることは、最低限の安全性の担保。
1番恐ろしいのは、どの国の金融ライセンスも持たずに営業している業者です。
XMの基本スペック
取引スペックは、XMの公式サイトで確認するのが早いです。ですので、
「実際に取引してきた使用感から、スペック的に優れているのか?」
という観点から評価してみたいと思います。
XMの最大レバレッジは888倍
高いレバレッジを求める理由は「少ない資金で取引をすること」にあります。
そのため888倍のレバレッジは、国内FXが25倍であることを考えると十分な水準です。
- レバレッジ25倍 → 約45万円必要
- レバレッジ888倍 → 約2万円必要
ドル円が100円から101円となった場合、1ロットの取引では10万円の損益が発生します。
このように、同じ1ロットの取引をしたいと考えたとき、必要になる資金が大幅に少なくて済むことが挙げられます。
もちろん888倍での運用は現実的ではありませんが(国内の25倍でも同じこと)、100倍程度であればリスクとリターンのバランスがとれた最効率な運用が可能。
また、FXでの最大損失は基本的には口座残高であり、損失がかなり限定されることがわかります。
上記例では、国内だと最大45万円の損失を叩き出す可能性がある一方で、海外だと最大2万円の損失で済みます。
初心者のうちは損切ができないもので、ズルズルと口座がゼロになるまで引っ張ってしまいがち。
だから小額で始めるわけですが、国内FXではその小額取引では全く稼ぎにならないのが問題です。

小額でありながらも、国内25倍を超える資金効率を出すことが可能
損失額が小さく限定されることもメリット
レバレッジに関しては、デモ口座で体感するのが一番わかりやすいです。
888倍のレバレッジを体感してみたい方は、XMのデモ口座を使ってみると良いでしょう。
レバレッジに関しては、以下の記事でも解説しておきましたので参考にどうぞ。
関連記事 小額資金で稼ぐことを可能にするFXのレバレッジ、取引はどう変わる?
XMのロスカットは証拠金維持率20%
ロスカットは損失が一定水準に達したとき、強制決済されるルールです。
損失を抱えていると、相場が戻るのを待っていたいところ。
ですが、口座残高がマイナスになるようなことがあってはいけません。
そのため、損失により口座残高が一定水準に達すると無条件に強制決済(ロスカット)となります。
このロスカットルールは業者により様々で、XMでは証拠金維持率20%でロスカットです。
資産評価額 ÷ 取引必要証拠金 × 100 = 証拠金維持率

ロスカットしないためにも、証拠金維持率を把握しながらトレードしましょう
一例として、「最大レバレッジ」と「ロスカット水準」の比較を掲載しておきます。
海外FX業者 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
XM | 888倍 | 20% |
GemForex | 1000倍 | 20% |
FXGT | 500倍 | 50% |
LAND FX | 500倍 | 30% |
is6 FX | 1000倍 | 50% |
XMのレバレッジは高く、ロスカット水準も低い部類であることがよくわかりますね。
XMでは各種ボーナスの他に独自ボーナスXMPポイントがある
海外FXでは口座開設や入金時に、ボーナスを受け取ることができます。
XMでは、以下のようなボーナスを提供しています。
- 口座開設ボーナス3,000円
- 100%入金ボーナス(上限5万円)、上限以降は20%
これらボーナスは口座開設時や入金時に付与され、実際の取引で有効証拠金として利用することができます。
「口座残高+ボーナスクレジット=有効証拠金」として、有効証拠金の底上げができるので資金効率が格段に良くなります。
口座残高が少ないとしても、ボーナス金額と合算して総残高となるため、見かけ上は多くの資金があるものとして取引が可能。
XMでは、3つのボーナスを提供しています。
口座開設ボーナス
口座開設をすると3,000円のボーナスを受けれます。
ボーナスのみで取引することができるため、入金せずにノーリスクトレードが可能です。
XMを利用してみたい場合にはオススメ。
もちろん、ボーナスだけで利益が出た場合は出金可能です。
入金ボーナス
入金ボーナスは、取引口座へ入金することで付与されるボーナスです。
こちらは、入金する金額によって決定。
100%の入金ボーナス(上限5万円)と、20%の入金ボーナス(45万円)になっています。
※50万円分のボーナスを使い切った場合は、入金ボーナスはつかなくなります。
※1~2年のサイクルで、ボーナスがリセットされることがあるため、入金ボーナスが復活することがあります。
例えば5万円の入金で、100%の5万円のボーナスが付与されます。
入金したのは5万円ですが、100%入金ボーナスの5万円を受け取ることができるため
「入金5万円+ボーナスの5万円=10万円の有効証拠金」として、口座に反映されます。

入金100%ボーナスは、単純に入金額の2倍が証拠金となるため強力です
XMP(XMポイント)ボーナス
XMでは取引するたびにXMP(XMポイント)がもらえます。
このXMPは「ボーナス」か「現金」に交換することができるため本当にお得です。
1度にもらえるポイント量は、取引量に比例するため、高ロットの取引を何度もしていると数万円のボーナスに交換できるXMPポイントが貯まることも珍しくありません。
短期取引中心のトレーダーであれば、ドンドンポイントが貯まっていきます。
XMPから交換したボーナスは、資金がゼロの口座に入れることができるため、ボーナスだけの口座を作って運用することも可能です。
つまり、資金を一切入金せず全損しても大丈夫なノーリスク口座ができあがります。
XMはゼロカットシステムを導入
XMはゼロカットシステム採用です。
ゼロカットシステムは、口座残高がマイナスになった場合、
マイナス分は業者が負担し、口座残高をゼロリセットしてくれる仕組みです。
口座残高がマイナスになる。
これがまず考えられないことだと思いますが
相場が短期間で急変動した場合、ロスカットが間に合わないことがあります。
ロスカットが間に合わず、ロスカットレートを超えても決済がかからない。
その結果、口座残高が0にもかかわらず含み損が増え続け、決済が執行されたころには残高がマイナスになってしまっている。
数年に1度あるかないかというレベルですが、システム上このようなことが実際にあります。
- 有名な出来事といえば、スイスフランショック
- 最近では、原油のマイナス価格までの暴落がありました
国内FXの場合、この口座残高のマイナス分は実費で補填しなければなりません。
1千万だろうが1億だろうが、支払う必要があります。

無茶なトレードをしていない限りは、不測の事態に遭遇しても大事にはなりません
一般的に、FXで借金を抱えるリスクがあるというのは、このようなことが起こりえるからです
一方の海外FXでは、ゼロカットシステムの採用なので借金リスクはありません
海外FXを利用する、1番の理由と言っていいでしょう
取引スタイルに合わせて口座タイプを選ぶことができる
XMでは「スタンダード口座」「マイクロ口座」「XM Zero口座」の3タイプの口座が用意されています。
- スタンダード口座
どんなトレードスタイルの人にでも、過不足なく使えるバランスの良い口座。
ボーナスの受け取りが可能なので、最初の口座としておすすめ。 - マイクロ口座
基本スペックは、スタンダード口座と変わりなし。
取引サイズが100分の1になった口座です。
スタンダード口座では不可能な10通貨の取引が可能なので、取引量の小さいトレードで練習したい人向け。 - XM Zero口座
Zero口座のみ、最大レバレッジが500倍です。
スプレッドがほぼゼロであるため、スキャルピング向けの口座。
しかし、取引毎に手数料が発生すること、ボーナスの受け取りができないことがネックです。
以上のように、自身の取引スタイルに合わせて口座を選ぶことが可能になっています。
国内FXだと、1業者につき1口座のみが普通。
取引口座も、「個人口座」か「法人口座」の選択しかできない場合が多いですね。

1つの業者の口座開設で、自由に口座を使い分けることができるのは地味に便利
トレードスタイルで分ける他
ボーナスのみを使った、ハイレバ専用口座
スワップ運用専用口座
自動売買専用口座
使い分けたいケースはよくあります
多彩な取引プラットフォームに対応している
XMは取引できる環境が多彩で、どんな端末でも取引できる環境が整っています。
MT4(MetaTrader4)だけでなく、今では珍しくなくなってきましたがMT5(MetaTrader5)にも対応しています。
自動売買(EA)取引が可能
国内FXの場合、多くは業者独自の取引ツールしか使わせてもらえません。
XMをはじめとする海外FX業者の取引環境は、MetaTraderと呼ばれる取引ツールが共通の取引ツールで、自動売買プログラムを利用することができることが特徴です。
XMの約定力99.35%
スキャルピングの場合、約定が遅れるとなると致命的。
使い物にならないといっても過言ではありません。
もちろん、スキャルでなくとも約定力は重要です。
注文の執行が通らない、遅れて約定されることがある。
これは大変なストレスで、不利になることだと感じていただけると思います。
そんなXMの約定力は、以下のようなデータとなっています。
- オーダー執行100%(注文が通る確率)
- 全注文の99.35%を1秒未満で執行
- リクオート(レートの再提示)・オフクオート(注文拒否)なし
全注文の99.35%が1秒以内に約定され、レートの再提示や注文拒否ないと言っています。
数値上かなり約定スピードが速く、リクオートや注文拒否もないため約定力が高いことがわかります。
では実際にトレードした場合の体感はどうなのかというと、ストレスを感じることは全くありません。
確かに指標発表時であっても、注文が拒否されることもなく素早く約定してくれます。
「オーダー執行率」と「約定スピード」の2つは業者同士で見比べてみるとよいでしょう。

約定力の弱い業者もありますが、そうした業者を使ったことがあると
XMの約定力の高さを実感します
NDD方式の採用で取引の透明性が高い
XMの取引方式は「NDD方式」を採用しています。
「No Dealing Desk」の略で、トレーダーとインターバンクの間にFX業者を挟まない取引方式で透明性が高いことで知られています。
NDD方式では、トレーダーの取引のスプレッドのみが業者の収益になります。
そのため業者としては、トレーダーに利益を出してもらうほど業者も儲かる。
トレードをたくさんしてもらえるほど業者は儲かる
という関係となります。
一方の国内FX業者の多くが採用しているのは「DD方式」と呼ばれており、トレーダーとインターバンクの間にFX業者が入っている形となり、FX業者と取引しているようになります。
トレーダーが儲かれば、FX業者が損をするという構図。
トレーダーに勝たれ過ぎるとFX業者が倒産します。
そういった理由から、国内FXでは意図的な約定拒否、スプレッドを急拡大させて損切させるストップ狩りがあったりもします。
サポートやサービスが充実
Webサイトとサポートは完全日本語対応
海外業者ということで、何かと気になるのは言語の壁。
XMの公式サイトを見ていただければわかるのですが、
「Webサイト」「サポートデスク」ともに完全に日本語対応。
問い合わせは日本語でOKですし、回答も日本語で返ってきます。
英語は全く必要なく、国内FX業者と同じような感覚で利用することができます。

利用には「Webサイトからの問い合わせ」と「日本語ライブチャット」が用意されています
平日24時間営業しているので、困ったことがあれば相談してみましょう
日々のマーケット分析を配信
「デイリーマーケット分析ビデオ」という名で、日々の市場動向と分析を配信しています。
約4分ほどの程よい長さですので、ファンダメンタルズ分析に慣れていない初心者さんには概要を把握するのに役立ちます。
ちなみにyoutubeにアップされているので、興味があればチャンネル登録しておくとよいでしょう。
ニュースということで再生回数は少ないですが、登録者数が約2500人と意外と多いです。
トレーダー向けWebセミナーを無料開催
XMではトレーダー向けに「Webセミナー」と呼ばれるものを無料配信しています。
FXの講義を無料で受講することができます。
売買シグナルを無料配信
XM会員向けの売買シグナル配信です。XMの口座を持っている人ならば自由にアクセス可能。
相場分析やエントリー・利益確定・損切まで。細かく記載されています。
テクニカルの考え方を学ぶ第一歩として活用できます。
XMのデメリット
レバレッジ制限がある
XMの最大レバレッジは888倍ですが、口座の総残高によりレバレッジに制限がかかります。
所持している口座の総残高が2万ドル超→レバレッジ200倍
10万ドルを超→100倍
これは有効証拠金が2万ドル・10万ドルという敷居を超えた時点で発動するため(ポジション保有中の含み益の段階で)、口座残高に気をつけましょう。
XMの資金管理方式は分別管理
トレーダーの資産管理で最も安全な管理方法は「完全信託保全」と呼ばれるもの。
これはFX業者と提携している信託銀行に顧客資産を預ける方式で、仮に業者が倒産したとしても、トレーダーに全ての資金が戻ります。
よって完全信託保全がベストであるのですが、XMの資金管理方式は「分別管理」。
分別管理は、FX豪奢の運営資金と顧客資金を分離して管理する方式です。
FX業者が倒産した場合、顧客資金が国に差し押さえられてしまう可能性があります。
当然そうなると、資金が顧客に戻らない可能性があります。
税金が国内FXと異なり高い
国内FXと海外FXでは、税金の種類と税率が異なります。
国内FXは「申告分離課税」。
利益にのみが課税対象で、税率は一律で20%。
損益通算や損失の繰り越し控除を受けられることがメリット。
一方の海外FXは「総合課税」。
雑所得扱いで、他の所得と合算したものに税金がかかります。
この所得税は累進課税であるため、所得額により税率が変わってきます。
また、海外FXの場合は、損益通算や損失の繰り越しができません。
スプレッドが広い
XMのスプレッドは、他の業者と比較しても比較的広めです。
ですが、XMPやキャッシュバックサービスを使うことでコストを大幅に軽減することができるため、さほど致命的ではなかったりもします。
出金処理が複雑
海外FXは国内FXと比べて入金が多様である分、出金処理が複雑になりがちです。
例えば「クレジットカード入金」をした場合は、「クレジットカードに返金される」といった具合。
カード返金が完了していない状態で、銀行振込はできないなど、出金方法に優先順位があります。
XMの出金処理が終わっても、カード側の返金処理が遅い場合もあり、出金に時間がかかる場合もあります。
90日以上放置すると休眠口座になる
XMでは「入出金」や「取引」が90日以上行われないと、休眠口座となります。
休眠口座となると口座凍結扱いとなり、会員ページの口座一覧から該当する口座が消えます。
口座残高がゼロの場合は放置で構いませんが、1口座当たり毎月5ドルの口座維持手数料が発生するため注意が必要です。
XMでは最大8つの口座を同時に持つことができるため、毎月最大で40ドル(約4,000円)の口座維持手数料が発生してしまうことになります。
取引があれば良いわけですので、こまめに取引をするか、ボーナスを利用して0.01ロットでポジションを保有し続けるかしておきましょう。
口座は全部で8個しか作れないのではなく、同時に8個まで作れるというルールです。
いったん必要ない口座は解約して、必要になったら新規に口座を作るといった方法もありだと思います。